赤い羽根共同募金は怪しい!闇の噂やピンハネ、朝鮮・中国との関係

赤い羽根共同募金は怪しい

赤い羽根共同募金って日本赤十字社がやっているんだよね?

こんな風に勘違いしている人は多いのではないだろうか。

ハッキリ言って、同じなのは【赤】という一文字だけ。

赤い羽根共同募金で集まったお金が日本赤十字社の活動に役立っているものではない。

赤い羽根共同募金で集まったお金の使いみちが曖昧でどこに流れているのか、いろいろな噂が流れているようなので真相を追ってみた。

記事の内容

  • 赤い羽根共同募金は怪しい?実態について
  • 国が行っている募金活動ではない
  • 赤い羽根共同募金の仕組み
  • 募金の使い道の詳細や【はねっと】について
  • 募金したお金がピンハネされている!?
  • 赤い羽根共同募金が怪しい・おかしい
  • 計画募金の仕組み
  • 一般的な赤い羽根共同募金とは
  • 赤い羽根の存在
  • 赤い羽根共同募金自体は健全
  • 赤い羽根の不思議
  • 赤い羽根共同募金は怪しい:朝鮮や中国との関係
  • 募金の使用割合
  • 募金に対する町内会の姿勢
  • 募金は断れるのか
  • 噂される【闇】とは
  • 正体を探る
  • 三浦春馬の死との関連性
  • 統括

執筆:GreenEgg
母子の絆:困窮する母子家庭の救済・ひとり親の支援

赤い羽根共同募金は怪しい?実態について

第二次世界大戦後の復興を支えようと1947年に始まったのが赤い羽根共同募金である。

「第1回共同募金運動」として全国展開で行われたこの赤い羽根共同募金活動は、当時6憶円という金額が集まり、被災した福祉施設のために活用された。

その6憶円という金額は今だったら1,200~1,500憶円に値する金額だというからすごい金額である。

赤い羽根共同募金は怪しい?実態について

国が行っている募金活動ではない

赤い羽根共同募金というと小学校での集金を思い出す。今もその赤い羽根募金なる集金は続いている。

給食費以外で学校に持って行くことが許されているお金で20円とか金額が決まっていて筆箱に入れて持って行った記憶がある。

国が行っている募金活動ではない

赤い羽根共同募金というからには集金されたお金は何かの役に立つもので、その集金されたお金は国の大きな公的機関で一括してとりまとめ、大きな災害時や福祉関連の何かの支援に使われていると思っている人が多いだろう。

基本は高齢者や子供など「地域福祉活動」への助成となっているのだが、その赤い羽根共同募金活動を行っているのは、全国47都道府県にそれぞれ設置されている「共同募金会」という組織なのである。

そしてその「共同募金会」を取りまとめているのが、「中央共同募金会」である。

赤い羽根共同募金の仕組み

赤い羽根共同募金の仕組み

【日本赤十字社の活動】

世界各国の赤十字社・赤新月社とのネットワークを活かした日本赤十字社の国際活動は、各国で発生する紛争や自然災害により被害を受けた方々への救援活動、被災地や保健衛生の環境が整っていない地域等に対して中長期的に行う、伝染病予防教育、医療機器の整備、飲料水供給・衛生環境改善事業など多岐にわたります。

また、国内で発生する災害に対しても、救護員を速やかに被災地に派遣して医療救護を行い、日本赤十字社として備蓄している救援物資を提供するほか、義援金の受付も行います。

厚生労働省ホームページより引用

厚生労働省のホームページの政策についてというトピックの【分野別の政策一覧/福祉・介護/生活保護・福祉一般】の中の施策情報に「日本赤十字社」について書かれている。

こちらはれっきとした認可法人だが、赤い羽根共同募金で集金されたお金が活用される場所ではない。赤い羽根共同募金とはまったく無関係な機関であることを知っておいてもらいたい。

※1948年、1度だけ赤十字募金と赤い羽根共同募金とが合同で募金運動をおこなっている。

共同募金とは

【共同募金とは】

赤い羽根をシンボルとする共同募金は、戦後、民間の社会福祉施設などに対する財政補填のために行われていた民間の募金活動を制度化したものですが、今日では各都道府県に設立された共同募金会が実施主体となって、社会福祉を目的とする様々な事業活動に幅広く配分されるようになりました。

厚生労働省ホームページより引用

同じく厚生労働省のホームページの政策についてというトピックの【分野別の政策一覧/福祉・介護/生活保護・福祉一般】の中の施策情報に「共同募金」についても書かれている。

このように書かれている通り、赤い羽根がシンボルとされてはいるがあくまでも共同募金の1つにあるのが「赤い羽根共同募金」なのである。

【共同募金運動とは】

共同募金運動は、都道府県を単位にして行われています。各都道府県内で共同募金としてお寄せいただいたご寄付は、同じ都道府県内で、子どもたち、高齢者、障がい者などを支援するさまざまな福祉活動や、災害時支援に役立てられます。

共同募金運動の期間は10月1日から翌年3月31日までの6か月間で、全国一斉に行われます。

赤い羽根共同募金運動について

募金の使い道のや【はねっと】について

募金の使い道の詳細や【はねっと】について

赤い羽根共同募金公式ホームページの中に【はねっと】というページがあり、赤い羽根共同募金で集まった各地域の金額と使い道が公開されている。

基本として赤い羽根共同募金は「計画募金」なので募金活動が行われる時点でその目的に使い道が設定されている。【はねっと】で地域ごとの赤い羽根共同募金の使い道を知ることができる。

赤い羽根共同募金は国が一括して活動費に振り分けるのではなく、各都道府県に設置されている「共同募金会」がその募金活動、資金の運営を行い「中央共同募金会」が一括して取りまとめている。

募金したお金がピンハネされている!?

赤い羽根共同募金で集められた募金が全額福祉などに使われるわけではないことから、実際に何かの名目でもしくは何の記載もなく使い込まれているのではないか、と疑われている。

これがピンハネされている、という見解になっているのだと思うのだが、赤い羽根共同募金を集めている各自治体としての収支報告書がどのようになっているのかによるのではないだろうか。

赤い羽根共同募金のホームページでは、【はねっと】にて各地区ごとの使い道を公開している。ここにピンハネと疑われる項目はない。

よくレジ前などに置かれている募金箱があるが、あれこそその使途が疑われるものの代表格である。実際に「アルバイトがピンハネしている現場をみた」などという声も聞く。そのあたりの情報と混同しているということもあるのではないだろうか。

赤い羽根共同募金が怪しい・おかしい

赤い羽根共同募金が怪しい・おかしい

赤い羽根共同募金のどこがどうおかしいと感じているのだろう。そもそも赤い羽根共同募金が計画募金という仕組みであることを理解すれば、少しは理解できるのではないだろうか。

【共同募金運動とは】

共同募金運動は、都道府県を単位にして行われています。各都道府県内で共同募金としてお寄せいただいたご寄付は、同じ都道府県内で、子どもたち、高齢者、障がい者などを支援するさまざまな福祉活動や、災害時支援に役立てられます。

共同募金運動の期間は10月1日から翌年3月31日までの6か月間で、全国一斉に行われます。

引用元:赤い羽根共同募金運動について

計画募金の仕組み

赤い羽根共同募金は、募金を始める前に目標金額を決める「計画募金」という仕組みになっている。目標額があるからといって、その金額を絶対に集めなければいけないというものではない。

建物の修繕にお金がかかるのでフォローしてほしいと思った事業者が事前に自身の地区にある共同募金会に申請するのである。審査を通ったすべての申請事業者の申請額をその年の赤い羽根共同募金の目標額とするのが「計画募金」である。

一般的な赤い羽根共同募金とは

まず初めにであうのが小学校での赤い羽根だろう。ふんわりとした赤い羽根。昔は危険な細い針がついていたが、今はシールにその姿を変えている。子供の興味を十分にひく存在である。小さい子供にとっては帽子などにつけて歩けばなにやら自慢げになれる代物だ。

本当の初代・赤い羽根はなんとブリキでできていたというから驚きだ。もちろんコストがかかりすぎるので即刻変更になっている。その赤い羽根1枚をひらりと手に渡され『赤い羽根共同募金』という名の集金が行われる。

そうやって集金されたお金は、募金という名目から福祉用の車となって寄贈されたりするのだろう、とちょっとワクワクする子供もいるかもしれない。自分が大事に持ってきたわずかな小銭が大きなものに変わるのである。

そして次に見かけるのが家庭内。回覧で回ってきたり、自治会長さんが集金にきたりするのである。両親が職場から持ち帰ってきたりもするだろう。

果たしてその集金された赤い羽根共同募金はどこに集められどのような使い方をされているのだろう。

赤い羽根の存在

赤い羽根共同募金の時季になるとテレビや新聞でみかけるのが、誇らしげに赤い羽根をつけている政治家やテレビのニュースキャスターたちだ。

かなり派手な赤い羽根なのでつけていると目立つのだが、逆に皆がつけているなかでつけていないとそれなりに目立ったりするやっかいなものでもある。これは偏見という目もあり、ちょっとまずい存在なのは確かだろう。

わずかな金額の場合もあり、社会人だからとちょっと高めの場合もあるだろうが、赤い羽根共同募金の場合、駅前などでの声掛け以外は募金をしないと特別視される危険性がある。

赤い羽根共同募金自体は健全

赤い羽根共同募金自体は健全

【社会福祉法】

共同募金を「都道府県の区域を単位として、毎年1回、厚生労働大臣の定める期間内に限ってあまねく行う寄付金の募集であって、その区域内における地域福祉の推進を図るため、その寄付金をその区域内において社会福祉事業、更生保護事業その他の社会福祉を目的とする事業を経営する者(国及び地方公共団体を除く。)に配分することを目的とするものをいう。」と規定しています。

厚生労働省ホームページより引用

赤い羽根の不思議

赤い羽根共同募金は確かに健全な募金である。小学生なのに給食費以外で現金を持って行くのが許可されている存在なのだ。

でも募金である。どうして小学生に募金をさせるのだろうか。そのお金を出すのは親である。子供たちのおこづかいから出せと言っているわけではない。いや、もしかしたら自分の意思でおこづかいから出させて、それがいろいろなところで役に立つんだよ、と教えていたのだろうか?

そしてちょっと大人になってくるとその赤い羽根の募金は学校だけではなく、自治体という単位で家にも回ってきていることを知ることになる。親は地域と学校と両方に赤い羽根共同募金をしていたのだ。

さらには、駅や商店街など人が集まりやすいところでの募金活動も行われている。そして赤い羽根共同募金の時期になると、テレビに出てくる政治家やキャスターたちもこれ見よがしに赤い羽根をつけている。

赤い羽根共同募金は怪しい:朝鮮や中国との関係

募金の使用割合

赤い羽根共同募金として集められた募金は、約70%が集金した市区町村に配分され、残りの30%が市区町村の壁を超えて他の都道府県に配分される。その使用目的はというと、

  • 高齢者福祉施設への助成
  • 障害者への活動支援 
  • 地域防犯活動

などなど。そしてそれ以外に、地元の交流に役立つことについても使用される場合があるようなので、上記にある料理講習会も交流会としての扱いとなるのだろう。

中国との関係

赤い羽根がどこで作られているのか気になっている人もいるだろう。どれだけ大量の赤い羽根が必要なのか。

実はあの赤い羽根は中国の食用ニワトリの羽を原材料として中国で作られたものを日本が購入しているのである。その金額は当然億単位となっている。

実際、募金して赤い羽根を手にした人がその赤い羽根を活用しているのだろうか。

衣類や持ち物につけてアピールしている人もいるがその後は当然ごみ箱行きだろう。集めて何かを創作している人もいるとは聞くが。

ほとんどが最終的には捨てられてしまう赤い羽根。

赤い羽根共同募金という名目だけを残し、実際にはこの赤い羽根を無くしてしまっては赤い羽根共同募金の意味がなくなってしまうのだろうか。

中国との関係

2019年だったと思うが、中国で原料となるニワトリが不足し十分な量の赤い羽根の確保に至らなかったことがある。その際は赤い羽根のシールを作り代用されていたという。

生きているニワトリから採取するものではないにせよ、生き物の羽を使うことに疑問の声が挙がっていないわけではない。ただ、募金活動ということで糾弾を逃れているだけだろう。

この赤い羽根を赤い羽根のシールにするだけで金額的にはかなり安くできるのではないだろうか。もしシールにするとして、そのシールも中国に依頼するのだろうか。

募金に対する町内会の姿勢

赤い羽根共同募金は計画募金なので、最初にどういったところからいくら必要という配分申請があってその目標額が決定している。

各自治体で集められた募金はそれぞれの属する共同募金会に渡り、そこから申請のあった事業所に配分されていくのである。

町内会としては、共同募金会が設定した金額が達成されるよう協力して集金していくのだが、その金額は負担のない程度の一定額が設定され、全戸ほぼ強制的というか当たり前のように集金されているのが現状だろう。

計画募金は目標額に達すると自治体に謝礼金の様なモノが出るご褒美付きの計画募金という話もあり、集金するのに力を入れている自治体もある、というが実際に出ているかどうかは確証がとれていないので不明である。

募金に対する町内会の姿勢

赤い羽根共同募金の時季がくると当たり前のように赤い羽根が回ってきて集金されるものであり、その金額も特に負担となるような金額ではなくほとんどの町内会でその金額は固定されている金額のようなので、反対する人はあまりいないように思う。もちろん、全員が納得の上すすんで募金をしている、というものでもないとは思うが。

確かに集める側にしても、この半強制的なやり方に賛同している人ばかりではないとは思う。それでも毎年恒例の当たり前のこととして行われているというのが実情だろう。

しかし、本来なら自治会や町内会が募金を集めるというやり方自体が好ましくはないような気がする。これが自発的に地域内の何かのために、という行動ならば納得ができるのだが。

赤い羽根共同募金自体が日本全体に強く根付いていて当たり前の世界となっているのは、この時季のテレビをみていてもわかる。政治家やキャスターまでもが赤い羽根をこれみよがしにつけている姿が映っているだろう。

とにかく赤い羽根共同募金は浸透している分、目立っている。つけていて目立つということは逆に言えば、つけていなくても目立つのである。募金活動自体に悪いということはない。せめてもう少し改善の余地があってもよいのではないかと思う。

募金の約70%は、募金をした市区町村で使われ、残りの約30%は市区町村を超えた広域的な課題を解決するために使われている。

募金は断れるのか

赤い羽根共同募金は自治体では集金という形がとられてはいるが、あくまでも募金である。当然断わることはできるはずなのだが、いろいろと問題がでてくるようだ。

ある地域では、募金を断ったらポストに「**町会各位」という始まりで、これまでの各会員の支払額履歴が掲載された文書が投函されてきたという。そして募金を断った本人の欄には目立つように赤い文字で「支払拒絶」と書かれていたという恐ろしい話である。

この用紙がその町内会の全戸に配られたかどうかまでは不明だが、あくまでも嫌がらせとして作成された文書でその支払いを拒否した家庭にだけ入れられたものではないかと思う。全戸に配られていたとしたら、金額掲載は問題になるはずだ。

これは特殊な例にすぎないが、相談者としての話なので実際にあったのであろう。ただ、一般的には募金を断ることはまったく問題はないはずだ。

「うちは寄付はしていません」
「主人に怒られるので」
「個人的にしているので」
「会社で参加しています」

このような理由で断れば問題なく済むのではないだろうか。

噂される【闇】とは

赤い羽根共同募金で集められた金額は各地域ごとにその使い道のおおまかなものが公開されている。ところが募金と言って考えるのは、よく震災にあった際に行われるような募金であり、その募金は集められた金額が正当なものかどうかは別として公開される。

そして福祉用車両の購入に使われたり大きな金額での動きが見える。そこには特に大きな人件費がかかっていることがないからほぼ全額に近い金額の使用報告ができるのだろう。

赤い羽根共同募金に関しては、各地域の共同募金会が管理していて、まずは赤い羽根の調達から始まる。そして、昨今ではサポーターという有名人が多く出てきている。サッカーなどのスポーツ選手の場合はチームごとの申し出になりそうだが、個々の芸能人はどうなのだろう。

イメージキャラクーに就任した芸能人にはもちろん契約料のようなものが発生しているのだろう。その辺の金額の公開はなさそうなので、闇の部分と呼べるのではないだろうか。

その正体を探る

これだけ長い間続けていられるのは、支援している人たちがいるからだろう。そんな赤い羽根共同募金の正体とは?

70年以上変わらず、赤い羽根を持って募金活動を行っている団体ということではダメなのだろうか。

率先して募金をしている人が少ないとしても、当たり前のように募金している人がいる、それが70年以上も続けられているオバケ団体である。

赤い羽根共同募金はすでに70年を超えて活動している。

正体を探る

三浦春馬の死との関連性

三浦春馬の死との関連性

2020年7月18日、三浦春馬という有名な俳優が自殺したニュースが日本中を駆け巡っていた。人気がありこれからの活躍が大いに期待されていただけにかなり話題になっていたのだ。そしてその自殺した理由を探っていた人たちが他殺説、しかも暗殺説まで出してネット上がざわつかせたのである。

さらに、竹内結子さん、芦名星さんという人気女優まで三浦春馬さんと同じ方法で自殺するということが続き、この他殺・暗殺説により真実味を帯びさせようとしていた。その死との関連性の中で、チャリティ活動が挙げられている。

3人とも、寄付やチャリティ活動をすすんで行っていて、その活動の中で寄付金や募金が正当な使われ方とは別なところに流れていることを知ってしまい、正義感の強さゆえそれを公表しようとして口封じに、というドラマ仕立ての噂が流れていたのだ。

カルト的な数字やしぐさを挙げている人もいたが、あくまでも噂である。実際にそんなことが起きるとは考えられないだろう。

統括:赤い羽根共同募金は怪しいわけではないか

赤い羽根共同募金は70年以上も続き、多くの実績を残している。決して強制的な募金ではないが、半強制的なイメージもある。さまざまな噂が出るし、闇と呼ばれる部分も出てきている。

それでもその募金は全額ではないにせよ、有効に使われているのだから文句をつけられる筋合いはない。

赤い羽根共同募金は怪しいわけではないか

ましてやこのネット社会の中で、オーソドックスに昭和カラーを出したまま続けていられる募金活動は貴重な存在なのだ。たとえ、赤い羽根がホンモノからシールに変わってしまったとしても、赤い羽根共同募金はこの先も続けていくべきだと思う。

 

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