寄付すると運気が上がる!厄落とし、開運効果の不思議【徳を積む】

寄付をすると運気が上がる

誰しも「寄付をすると運気があがる」という話しを聞いたことがあるだろう。「寄付」という行為は間違いなく運気を上げる行為である。

しかし、本当に寄付をするだけで運気があがるのか?や、なぜ運気があがるのか?について、明確な答えをもって回答しているサイトは、少ないのが現状である。

本記事は「運気が上がるから寄付をしよう」ではなく、なぜ寄付という行為が運気をあげるのか?について様々な観点から掘り下げている。

寄付によって運気があがる理由について、詳しく解説していきたい。

記事の内容

  • 寄付すると運気が上がるのは本当か?
  • 不思議なことがおこる
  • 寄付による徳は【35倍】
  • 寄付によって積める【徳】とは
  • 効果をスピリチュアル的な観点から説明
  • 【神社】に寄付をしてもスピリチュアル的な効果はあるのか
    厄落としにつながる
  • 寄付すると運気が上がる!どうなるの?
    運が上がった人の体験談
  • 【募金】も開運効果があるのか?体験談の紹介
  • 総括

執筆:ONI_NO_IKEPON
母子の絆:困窮する母子家庭の救済・ひとり親の支援

寄付すると運気が上がるのは本当か?

寄付すると運気が上がるのは本当か?

寄付をしている個人や企業の多くが、寄付した以上の大金を手に入れたり、より良い環境に身を置けるようになったりと、運気向上によって恩恵を受けている。企業などが慈善活動を行っているのも、一種の「寄付」と言えるだろう。

しかし恩恵を受けている個人や企業は多いものの、皆一様に「寄付によって運気が上がった」としか説明しておらず、「なぜ運気が上がるのか」についての明確な答えを持った解説は、なされていないのが現状だ。

本記事では、仏教的観念や神道、スピリチュアルに至るまでの様々な観点から、寄付の歴史や効果を調べ、体系的に紹介するものとしている。

なお、経済的に見た場合の「寄付」の効果についても、余談ではあるが言及しておこう。

日本ファンドレイジング協会の発行する『寄付白書2017』によると、日本における個人の寄付総額は約7,756億円といわれており、日本の名目GDP比(2014年)で0.14%に相当するのだ。

これは、東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会と東京都が、大会の施設整備費および大会運営費として試算していた当初の金額6,661 億円を凌ぐものである。

個人名義で行われている「寄付」総額の、経済的規模の大きさが分かるだろう。

これらの大金が各寄付先にて適宜利用されるのだから、経済に与えるインパクトは相応にして大きく、さらに経済的効果が個人に還元される(=運気が上がった)という解釈もできるだろう。

東京 2020 オリンピック・パラリンピック招致委員会・東京都[2012]は、施設整備費と大会 運営費を合わせて 6,661 億円(2014 年名目GDP比では 0.14%)と試算している。

出所・引用:日本銀行調査統計局『2020 年東京オリンピックの経済効果』2015年12月発行

不思議なことがおこる

寄付について説明する際、切っても切れないのが「宗教」である。

古代中国の「天動思想」から始まり、イスラム教、仏教、キリスト教の世界三大宗教でも「寄付」が行われていたのだ。

不思議なことがおこる

元々は寺院などが宗教活動にかかる費用を調達する手段が「寄付」であったが、一義的には「寄付」は宗教(=神や仏)に対して捧げられるものと認識されていたのである。これにより「寄付」という行為そのものが神や仏への崇拝の証であり、献身的に「寄付」を行うことで御利益があると信じられていたのだ。

中には「寄付」を行った後に発生した好転的な事象を、神仏のご利益として受け取った者もいると考えられ、「寄付を行うことで不思議と運気が上がる」といった部分のみが、伝承として今日に残っているものとも考えられる。

寄付による徳は【35倍】?

Googleで「寄付」と検索すると、同時に「35倍」という数字が出てくる。

あるサイトでは、ユニセフや慈善事業に寄付することで35倍の徳を積むことが可能と謳われているものの、何を根拠にし、あるいは何を基準にして「35倍」としているのか、真意は不明である。

しかしこれらのサイトには「徳を積む」という言葉が記されていることからも、宗教的な観念で説明されているのは間違いだろう。寄付による宗教上の効果・効能を謳っているものと解釈される。

35倍という数字の真意は不明ではあるが、一方で寄付という行為が宗教上の「徳」につながるのは間違いなさそうである。

寄付によって積める【徳】とは?

では、寄付によって積める「徳」とは何なのか?について、宗教的とりわけ「仏教的解釈」からまずは説明しよう。

仏教における「徳」とは「因果応報(業:カルマ)」をさしており、「良いことも悪いことも、結果的には自分自身に返ってくる」と教えている。

そして仏教では以下の「三徳」について大切な教えとしているのだ。

寄付によって積める【徳】とは?

▼仏教の「三徳」

  • 恩徳:衆生(しゅじょう)を救済する
  • 断徳:一切の煩悩を断つ
  • 智徳:仏のようにすべてを見通す

この三徳の意味は「人に優しく親切にし、悪いことを考えず、慈悲の心や思いやりの心を育てはぐくむことで、御仏の心を理解できるようになる」という内容である。

言い換えれば「寄付」という行為そのものが衆生(しゅじょう)の救済にあたるのだ。見返りを求めずに「寄付」することが思いやりの心をはぐくみ、すべての理(ことわり)を理解できるようになる。そして徳を積んだ者の善い行いは、巡り巡ってかならず自身に還元されるのである、と解釈できるだろう。

効果をスピリチュアル的な観点から説明

スピリチュアルと聞くと少し胡散臭い感じもするが、日本における神道に通ずるものもあり、必ずしも眉唾(まゆつば)とは言えないのだ。

例えば、寄付などによる効果・効能は「引き寄せの法則」などにも関連しており、(科学的ではないものの)成功者の一定数が実践している「云わば儀式的な思考法」が存在するのである。

効果をスピリチュアル的な観点から説明

2006年に世界的ベストセラーとなったロンダ・バーン著の『ザ・シークレット(原題:The Secret)』も、この「引き寄せの法則」をベースとした内容である。

この「引き寄せの法則」の根源には「ヒトの思考は現実になる。精神が物質化する」という思考があり、日本古来より伝わる「言霊(コトダマ)」とも同義であるのだ。

【神社】に寄付をしてもスピリチュアル的な効果はあるのか?

神社に寄付することで得られるスピリチュアル的な効果・効能についても解説しよう。

日本は長く『神仏習合(しんぶつしゅうごう)』という考え方をもっており、日本古来の神々(神道)も仏(日本の仏教)も融合させ、一つの信仰体系としていた。

近所の神社仏閣を見ても、未だに神社と寺院が隣り合わせで建立されているのは神仏習合の名残である。

【神社】に寄付をしてもスピリチュアル的な効果はあるのか?

このような日本の文化的背景から、神社に寄付をするという行為は仏の道と無関係とは言えず、結果的に「徳」を積む行為となっているのだ。(すくなくとも、そう認識されている)

そして「徳を積むことで現世でも良いことが起こる」などのポジティブな思考が、前述の「引き寄せの法則」や「言霊」を発現し、結果として運気向上につながっている。

現在でも、何かをお願い(願掛け)しに神社を訪れる際に「お賽銭」を納めるだろう。お守りを授かるのに「初穂料(はつほりょう)」を納める場合もある。前述のとおり、これらは広義での「寄付」なのだ。

厄落としにつながる

寄付が厄落としにつながるのか?という疑問の声も多いが、この考え方は間違ってはいない。

例えば、神社でのお参りの一つに「厄落とし(厄払い)」がある。

一般的に厄払いをする際は、神社に「初穂料(はつほりょう)/祈祷料」をお納めする必要があるが、これらは、広義で「寄付」と同じなのである。そのため「厄落とし=寄付」という構図はなりたつのだ。

寄付すると運気が上がる!どうなるの?

寄付すると運気が上がる!どうなるの?

ここまでの内容を、簡単におさらいしよう。

まず、「寄付」という行為は、仏教的な考え方では「徳を積む」という行為につながり、いずれ自身に還元される。神道などでも、仏教とおなじく寄付は「徳」につながっており、自身に還元されると考えられているのだ。

また、スピリチュアル的な解釈では「引き寄せの法則」の一種とも理解されており、「思考が具現化する」「言霊(コトダマ)」などと捉えても差し支えないのである。

世の中では、多くの人が寄付をしている。そして多くの人が、寄付によって運気があがったと喜びの声を上げているのだ。

寄付や募金によって運気が上がった人の声を、少し紹介したい。

運が上がった人の体験談

寄付をしたことで運気が上がった人の体験談を、一部ではあるがお届けする。主に、金運が上がっているのである。

▼運気向上を感じている人

▼宝くじが当たった人

ちなみに「宝くじ」は、ギャンブルと捉える人も多いが立派な「寄付」である。

「宝くじ」は元々国の認可をうけた地方自治体が「税収」を目的とした集金方法なのである。国家または地方自治体が宗教的な崇拝対象という意味ではなく、ここでは「税金」という点が重要だ。

「税」は広く国民または地方の公共事業に使用され、我々の生活向上につながっているのである。また社会貢献費としても使用されるという側面から「寄付」的な意味合いも含んでいるのだ。

つまり、宝くじを通じて「税金」を支払うことが「寄付」として社会貢献(衆生の救済)につながっているのだ。

収益金の使い道と社会貢献広報

出典:宝くじ公式サイト

【募金】も開運効果があるのか?体験談の紹介

募金(チャリティー)というのは「寄付」を集める行為であり、社会的な奉仕活動の一つである。宗教的な観点から見ても衆生のための救済につながっており「徳を積む行為」に含まれるのだ。そのため「寄付金」を募ること、また募金活動に参加することで、開運(運気向上)につながるというのは間違ってはいないのだ。

ここでは、募金活動によって運気向上を果たした人の声を紹介したい。

▼募金に参加したことで運気が向上した人

▼拾得物を寄付しても運気が上がる可能性も

総括:寄付すると運気が上がる

今回の記事では「寄付によって運気があがるのか」という疑問について、経済や宗教、スピリチュアルなどの観点から合点がいくよう解説した。

簡単にまとめると以下のとおりである。

記事のポイント

  • 寄付は運気をあげる
  • 日本における個人の寄付総額は約7,756億円といわれており、日本の名目GDP比(2014年)で0.14%に相当
  • 東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会と東京都が、大会の施設整備費および大会運営費として試算していた当初の金額6,661 億円を凌いでおり経済的なインパクトは大きい
  • 寄付は宗教的な歴史とかかわりが深い
  • 元々は宗教の活動費を徴収する仕組みであった
  • 宗教への寄付はすなわち、神や仏への崇拝と同義であった
  • 仏教的な解釈では、寄付は衆生救済にあたり「徳を積む行為」である
  • 徳を積むことは巡り巡って自身に還元される「業(カルマ)/因果応報」的な考えがある
  • スピリチュアル的な思考は神道に通じており、「引き寄せの法則」などは日本古来の「言霊」と似ている
  • 日本は古来より神仏習合(しんぶつしゅうごう)の習わしがあり神と仏は融合されていた
  • 神社への参拝、賽銭そして初穂料を納める行為は「寄付」と同義である
  • 厄落とし(厄払い)も初穂料を納めることから寄付と同義である
  • 宝くじは「税金」を納める行為だが、税金は公共事業という我々の生活向上につながっており、広義での「寄付」となる
  • 寄付・募金による運気向上の体験談なども多数存在している

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